ライブハウスや映画館を守るために、今我々にできることとは。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
トリコです。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、緊急事態宣言も出され、2020年4月現在不要不急の外出自粛が求められています。このような状況下で窮地に立たされているのが、「ライブハウス」や「映画館」(特にミニシアター)です。
現在数多くのライブハウスや映画館が余儀なく休業、閉店に追い込まれてしまっており、これは文化的側面から見ても大変残念なことですし、日頃からライブハウスや映画館を利用していた自分も遣る瀬無い思いでいっぱいです。
大切なお知らせです。
— Canopus (@Canopuslive) April 5, 2020
悲しいご報告になりますが
最後までお読み頂けましたら幸いです。
よろしくお願いします。#池袋CANOPUS pic.twitter.com/QL2icIIs2n
そこで、日頃からライブハウスや映画館などの文化施設のお世話になっている我々が、今だからこそ彼らの力になれる方法はないのか、またそのような取り組みは行われているのか、自分なりに調べてみました。
何かしら行動を起こしてみたいけど何をすればいいか分からない、という方に是非読んでいただければと思います。
#SaveOurSpace
ライブハウスや劇場、クラブなどの文化施設が生き残るためのベストな解決策は国からの助成金を得ることです。そのために、助成金交付を求める署名活動として立ち上げられたのがこの「#SaveOurSpace」。賛同人には坂本龍一氏や、コムアイ氏などが名を連ね、4月2日には302,536筆の署名とともに、助成金を求める要望書を提出した、ということです。
こちらの取り組みはひと段落ついたようなのですが、以後の経過も注視していこうと思います。
#SaveOurSpace 記者会見ニュース掲載一覧|SaveOurSpace @Save_Our_Space_https://t.co/Iz4RMawPH8— SaveOurSpace (@Save_Our_Space_) March 31, 2020
#SaveTheCinema
引用 : https://drive.google.com/file/d/1mH8xnmzE2SKVQ6n-RXCYQhuuR-X6-3pe/view
このような署名活動における最優先事項は活動の知名度を上げることです。「署名はちょっと、、」という方、沢山いると思いますが、せめて以下のツイートをリツイートして頂けたりしたら幸いです。
一人一人の小さな力の積み重ねが、大きな力につながると信じています。
私たちは所属や分野を超えて、ミニシアターを救うためにできることをひとつずつ形にしてゆきたいと考えています。第一弾として、政府に対し適切な支援を要請するため、署名を集めています。全国のミニシアターを救うため、是非ご協力をお願いいたします#SaveTheCinemahttps://t.co/EgKJa8YXmH
— SAVE THE CINEMA (@save_the_cinema) April 6, 2020
「仮設の映画館」
配給会社東風がインターネット上に開設した「仮設の映画館」。
5月2日より想田和弘監督最新作の『精神0』が、劇場公開と並行してこちらのサイトからデジタル配信されます。
公開終了後などに行われる一般的な配信とは異なり、観客は観に行きたい映画館を選択、その劇場に料金も分配される仕組み
引用 : 想田和弘監督作『精神0』、〔仮設の映画館〕にて公開へ 「『映画の経済』の非常事態を乗り切る」|Real Sound|リアルサウンド 映画部
観客は鑑賞料金1,800円を支払うと、選択した映画館、配給会社、製作者に分配されるとのことで、在宅で直接的ににお金を落とせるという意味では画期的で面白い取り組みだなあと思います。
クラウドファンディング
これはもうかなり一般的ですね。
インターネットを通して、直接的に個人や団体に支援をすることができ、支援額に見合ったリターン(報酬)を受け取ることができます。
実際にクラウドファンディングを既に行い、多額の支援を受け取っている団体も数多く見られます。
↓こちらのプロジェクトは4月10日現在で1,300人強もの方が支援しており、目標金額の約2.5倍も支援金が集まっています。
ということで、本記事ではライブハウスや映画館などの文化施設を守るための取り組みについて述べてきました。
繰り返しにはなってしまいますが、一人一人の力は僅かでも、それが積み重なれば大きな結果に繋がる筈です。
この国が、文化が、無事この未曽有の事態を切り抜けてくれることを願ってます。
ばい。