ネトフリのすゝめ (ネタバレ無し)
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
トリコです。
大変ですね、新型コロナウイルス。ついに緊急事態宣言まで出されて、外出自粛が求められている今、
「映画でも観ようかな、でも何観ればいいか分かんないな。」
なんて人多いんじゃないでしょうか。
そんな方にお勧めのNetflixで観られる作品を、5本紹介させていただこうと思いますので、外出自粛のお供にしていただければ幸いです。
勿論ネタバレは無しです。
ホットギミック ガールミーツボーイ
2019年公開 119分
監督 : 山戸結希
原作 : 相原実貴『ホットギミック』
出演 : 堀未央奈、清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗、吉岡里穂
おすすめ度 : ★★★★☆
「少女漫画原作かよ」
って思った方居ますよね?自分も観る前はそう思っていました。でもこの作品は大量生産される少女漫画原作の実写映画作品たちとは別の次元に位置している気がします。
そもそも原作がまあ癖強い。
簡単に説明すると、主人公のJK、初(はつみ)を3人の男が奪い合う物語。その3人というのが、人気モデルとして活躍する幼馴染、初を奴隷として扱う同じマンションの住人、そして、兄。もう一度言います、兄です。前の2人でさえまあまあ癖強いのにそこに兄まで加わってきちゃあもうカオスですよカオス。
監督が『溺れるナイフ』の山戸結希監督。これまた癖が強い。独特のカメラワークや台詞回しが結構好み分かれそうな感じしますね。
そして役者が乃木坂46 2期生のエース堀未央奈をはじめ、若手注目俳優の清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗とつづくんですが、正直あまり演技上手じゃないです(下手ではない)。
でも、山戸監督の独特なわざとらしい台詞回しと、彼らの演技が上手いこと化学反応起こして一種の芸術作品のような映像に仕上がってるんです。
一風変わった少女漫画原作作品に興味持ってもらえた方は是非。
ダークナイト
2008年公開 152分
原題 : The Dark Knight
監督 : クリストファー・ノーラン
出演 : クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、マイケル・ケイン
受賞 : 第81回アカデミー賞 衣装デザイン賞、助演男優賞
おすすめ度 : ★★★★★
クリストファー・ノーラン版『バットマン』シリーズの第2作目。
とにかくジョーカー役のヒース・レジャーが圧倒的に凄すぎる作品。昨年公開された『ジョーカー』のホアキン・フェニックスも凄かったですが、やっぱり自分の中でジョーカーと言ったらヒース・レジャー。ヒースは今作が公開される前に亡くなってしまったのですが、翌年、アカデミー助演男優賞を受賞しています。
ジョーカーが病院を爆破するシーンが、完全にヒースにジョーカーが憑依していて鳥肌もの。
重厚で硬派なヒーローものが観たい方はこちら。
マリッジ・ストーリー
2019年公開 136分
原題 : Marriage Story
監督 : ノア・バームバック
出演 : スカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライバー、ローラ・ダーン
受賞 : 第92回アカデミー賞 助演女優賞
おすすめ度 : ★★★★★★
『フランシス・ハ』などのノア・バームバック監督による、Netflixオリジナル作品。
今年のアカデミー賞において、スカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライバーの主演2人が主演女優・男優賞にそれぞれノミネートされ、ローラ・ダーンは助演女優賞を受賞しています。
このような結果からもわかる通り、今作の見どころは何といっても役者陣の演技合戦。特に主演2人の長回しでの口論のシーンは観てる方も集中しないと置いてけぼりにされてしまいかねないほどの緊迫感と迫力。
2人の離婚物語なのに、タイトルは『マリッジ・ストーリー』。その真意は、是非ご覧になって考えてみてください。
レオン 完全版
1994年公開 133分
原題 : Leon Integral Version
監督 : リュック・ベッソン
出演 : ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン
おすすめ度 : ★★★★★★★★
言わずと知れた名作。
主人公の殺し屋レオンと、家族を惨殺された12歳の少女マチルダの純愛の物語。
出演者について補足しておくと、主人公の殺し屋レオンがトヨタのCMでドラえもんやってた人、その殺し屋と恋に落ちる少女マチルダが『マイティ・ソー』シリーズのジェーン、悪役スタンスフィールドが『ハリー・ポッター』シリーズのシリウス・ブラックですね。
レオンとマチルダは勿論、悪役のスタンスフィールドがとても魅力的でカッコいいんですよね。ヤク摂取して上向いて震えながらこの世のものとは思えない呻き声出すシーンは一度観たら忘れられません。あまり出演時間は長くないんですけど短い時間で強烈なインパクトを残していきます。
主題歌、Stingの『Shape Of My Heart』も超名曲。
ゴーン・ガール
2014年公開 149分
原題 : Gone Girl
監督 : デヴィッド・フィンチャー
出演 : ベン・アフレック、ロザムンド・パイク
おすすめ度 : ★★★★★★★★★★
奇才、デヴィッド・フィンチャー監督作品。
『セブン』や『ファイト・クラブ』の方がファンの方が多いのは重々承知ですが、今作の方がより癖が少ないというか、万人受けするんじゃないかなと。
嫁殺しの疑惑の目を向けられ、バッシングされつつも失踪した妻を探す男の物語。と聞くと感動的なストーリーかと思われそうだけどそこはフィンチャー、一筋縄ではいかないストーリー展開に釘付けになる筈。絶対にネタバレを見ないでご覧になってください。
以上、Netflixで観られる映画を5本紹介しました。比較的癖が少なくて観やすい作品を選んだつもりです。
家で沢山映画観て、コロナに打ち勝ちましょー。
では。